大工という仕事は。。

最近は大工さんになりたいという

若者はとても少ないですよね。。。


全国的にも10代の大工はかなり少ない

と言うデータもあります。


昔はなりたい職業ランキングには

必ず 大工さん が入っていたものですが、

今では ランク外ですよね(;_:)


私も小さいころから 大工さんになりたい!

とずっと思っていて、大工になりました。

小さいころから 工作など作ることが好きで、

父親が大工だったこともあり 憧れていました(*^^*)


そして、高校卒業して念願の大工(見習い)になることができましたヽ(^o^)丿


夢にまで見た大工と言う職業でしたが

現実は やっぱり大変でした。


なれない大人の社会で、

大工と言う専門的な技術を覚え、

いろいろな人と関わりながら人にもまれ、

見習いなので給料も低く。。。


憧れて大工になったのに、

最初の2~3年は大変すぎて、

仕事もうまくできなく、

いやになってしまうことも多々"(-""-)"


それが4~5年もすると、いろいろな仕事も任せてもらえるようになり

そのひとつひとつが自信につながり、

地道に確実に一歩ずつ見習いの大工から脱皮できてきたように思います。


今の時代、大工の見習いは今の若者からすれば、

コスパが悪い仕事かもしれません。


でも、その見習いから脱皮することができれば、

ステキな景色を見ることができます!


家を建てさせてもらった お施主さんに

「いい仕事をしてくれてありがとう!」と

感謝の言葉を言っていただけると

今まで大工をやってきてよかったなぁと

感じる時間です。


そこまでの大工になれば、

必然的にそれに見合った収入も

もちろんあります。


大工になりたいと本気で思っている若い人は

10年後には 飛騨を代表するくらいの職人になって

飛騨地域で 建築を盛り上げていってほしいと願います。


続けた人だけが 大工と言うプロになれます。


そのために私ができることがあれば、

最大限 応援していきたいと思っています(*^^*)